02:優しい嘘



「私、死ぬのかな」


究極の2択を突きつけられ、惑う少年



「答えなんか・・・分かるはずが・・・」


限られた時間を、自分が握ることの恐怖



「空が、綺麗ね」


嘘をつくことは悪いことなのか、





最愛の人へ本当のことを言えない少年・真下光輝。
残された僅かな人生を見つめる少女・蓮村望。
あなたの為につく嘘は、こんなに温かくて優しい。

「ありがとう。最後まで、優しく想ってくれて」